Assemble the Cinelli SUPERCORSA frame set part 3
お盆もあけて、少しだけ気温も下がってきました。
まだまだ暑いですが、自転車も徐々に乗り易くなってきたのではないでしょうか?
ここのところ不安定な天気が続いておりますが
カラっと晴れた日には、サイクリングなんて如何でしょうか?
そして今日のブログ記事はチネリのフレームのお話です。
このネジの切ってある部分。ボトムブラケットハンガーなどどと呼ばれています。
クランクの軸となる「ボトムブラケット」という部品の収まる部位です。
乗車するライダーの体重や踏む力が大きくかかる場所なので
フレームの中でも最も負担のかかる場所のひとつでもあります。
新品のフレームセットではありますが、ねじ山の精度が出ていなかったり
塗装がのっていることなどは、よくあることです。
今日はこの部分のネジ山を修正する作業を行いました。
このようなゴツい感じの専用工具でねじ山をたてなおします。
この作業に失敗し、ねじ山を潰してしまうと、フレームもおしまいとなります。
なので慎重に作業をしなければなりません。
こちらが作業前の画像です。ねじ山が少し汚いのが見えると思います。
この状態ですと、ボトムブラケットという部品をねじ込むのもスムーズにいきません。
このままでも大丈夫かもしれませんが、長く使用しているうちに緩みが発生し
悪い場合にはパーツを痛めてしまうこともあります。
上記の作業をすれば、このようにねじ山もピカピカな状態になります。
ねじ山の精度が高ければ、先に述べたようなトラブルとも無縁となります。
チネリ スーパーコルサフレームセットはルックス抜群でカッコよいのですが
正直、少々イタリアンクオリティを感じるところも。
そこも良いところの一つですけどね。ホントですよ!
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