お持ち込みキャノンデールのフレームをバラ完で!

早くも暑い!暑すぎる!!
日中のチャリは体調管理に気をつけたい時期になってきましたが、今回は梅雨時期にお預かりしたキャノンデールのフレームのバラ完を紹介致します。

1990年代と思しきM700。リアエンドの形状が時代を感じさせます。お持ち込み頂いた際はやや状態が悪く、ハンドル周りは腐食&固着が進んでいました。
 

1-1/4″コラム

スターファングルナットは腐食が進んでいるため交換する必要があり、さらに悪いことにコラムが1-1/4″なため入手困難。取り寄せまでお時間を頂きましたが、無事交換させて頂きました。
 

BBシェル内はネジ山が潰れていたためタッピング。

BBのタッピング

続いてフェイスカットもさせて頂き、フレームの精度を出していきます。

フェイスカット前

フェイスカット後
 

元々はフロントトリプル、カンチブレーキ仕様でしたが、フロントシングルとVブレーキに模様替え。ホイールは手組みで組ませて頂きました。
実用に耐え得るリムブレーキの26インチの完組みホイールは選択肢がほぼなく、剛性の高いリムも少ないので非常に困りますね・・・。

キャノンデールのM700

というわけでM700のバラ完終了!90年代の雰囲気を残しつつ、モダンなパーツで組ませて頂きました。チェーンリングはお馴染みWolfToothのドロップストップチェーンリングです。

ハンドルやステム、サドルはお持ち込み頂き、その他のパーツは当店で用意させて頂きました。
参考までにバラ完自体の費用は19,440円(税込み)、パーツやフェイスカットなど特殊加工につきましては別途費用がかかっています。

梅雨も明けましたが、これから夏真っ盛り。暑くてチャリしんどい!なんて方はこの時期にオーバーホールやメンテナンスなどご検討されてはいかがでしょうか。

ではでは!