日常も旅も。ゆったり乗れるDisc Truckerカスタム。

春の足音が聞こえてくるこの季節、ツーリング系バイクの需要が一気に高まっています。中でも動きが良いのはSurlyのディスクトラッカーロングホールトラッカーの2車種。ラックを付けて荷物を積んで、ちょっとした遠出から本格的な旅まで。外へ出かけたくなる気持ちに応えてくれるツーリングバイクたちです。

今回ご指名頂いたディスクトラッカーは、旅から日常まで幅広く使える1台というコンセプトのもとカスタムさせて頂きました。フレームから組み上げるケースも多いですが、今回は完成車をベースにしてご予算内に収めさせて頂きました!
 

ディスクトラッカーのハンドルカスタム1

ディスクトラッカーのハンドルカスタム2

ハンドルはSimWorksのトゥースマイルバーを高い位置で取り付けして、ハイポジション気味に。上体が起きる分、楽な姿勢で長距離を走り切れるようにしています。スポーツ自転車はあまり馴染みがないというお話でしたので、最初のドロップハンドルには幅が広くドロップが浅いマウンテンドロップを選びました。
 

Brooksのマイクロファイバーバーテープ

上出しのブレーキレバーはお客様たってのご要望。70〜80年代時のSchwinnのパラマウントを彷彿させるようなハンドル周りが特徴的です。
バーテープはBrooksのマイクロファイバーバーテープ。レザーと比べて遙かに安価ですが、レザーに遜色のないクラシックな雰囲気に。サドルとカラーリングを揃えています。

Brooksのフライヤー

上体が起きるポジションのため、サドルはクッション性の高いBrooksのフライヤーをおすすめさせて頂きました。
 

ゆったり乗れるDisc Truckerカスタム

全体的にシルバーパーツを増やしたりとちょこちょこパーツを入れ替えつつ、無事納車させて頂きました。オールドスクールな雰囲気も匂わせつつ、乗りごこちのいいツーリングバイクに仕上がったと思います。
駐輪やらメンテやらに色々と便利なダブルレッグスタンドも取り付け。ラックに荷物を載せても発揮する安定感やレトロな雰囲気など、代えが効かないスタンドだったりします。
 

ディスクトラッカーにはラックやフェンダーなど各種ダボ穴が用意されているので、積載量を増やしてロングツーリングバイクに変える事も容易です。今年は10連休となるゴールデンウィークが控えていますので、長期のお休みを活用して旅に出かけてみてはいかがでしょうか。

ではでは!